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自己破産と同時に遺産相続が発生したら財産はどうなるの?

自己破産をしているときに親が亡くなって遺産相続をすることになり、相続した財産がどうなるのかわからなくて不安に苛まれてしまうという人は少なからずいます。

しかし、自己破産と同時に遺産相続が発生した場合でも、相続した遺産をそのまま財産として持ち続けられる可能性はあります。

ここでは、自己破産と同時に遺産相続が発生した際に、相続した財産を持ち続けられるケースと手放さなければならないケースについて説明していきます。

自己破産しても遺産相続した財産を持ち続けられるケース

裁判所に自己破産を申し立てると、裁判所から「破産手続開始決定」が出されます。

破産手続き開始決定が出された後に得た財産は「新得財産」と呼ばれ、新たに得た財産として扱ってもらえるため、自己破産で処分される財産とは別物として扱われます。

破産手続開始決定より後に遺産相続が発生した場合、相続した遺産は新得財産とみなされるため、すべて手元に残したまま自己破産を完了させることができます。

自己破産で遺産相続した財産を手放さなければならないケース

裁判所から破産手続開始決定が出されるより前に遺産相続が発生した場合、相続した財産は処分の対象に含まれてしまいます。

特に、裁判所へ自己破産を申し立ててから破産手続開始決定が出されるまでの間に遺産相続が発生した場合、相続した財産は処分の対象に含まれますし、既に申し立てをしてしまっているので自己破産を取り消すこともできません

裁判所によっては自己破産の申し立てを行った当日に破産手続開始決定が出されることもありますが、場合によっては破産手続開始決定までに2週間~1カ月程度の期間がかかることもあります。

そのため、遺産相続が発生しそうな場合は申し立てのタイミングについて弁護士などと相談したほうがよいでしょう。

なお、裁判所に自己破産を申し立てる前に遺産相続が発生した場合なら、自己破産するのをやめて任意整理や個人再生に切り替えることが可能です。

まとめ

自己破産と同時に遺産相続が発生した場合でも、既に破産手続開始決定が出された後であれば、相続した財産は新得財産として扱われるため、すべて手元に残したまま自己破産することが可能です。

一方、破産手続開始決定が出る前に遺産相続が発生した場合は、相続した財産が処分の対象に含まれますので、自己破産ではなく任意整理や個人再生に切り替えることも検討するとよいでしょう。

なお、裁判所への申し立て後は自己破産を取り消すことができませんので、申し立てをしてから破産手続開始決定が出る前に相続した財産は処分されることになります。

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